サッカーのドイツ1部リーグ、ウニオン・ベルリンから獲得の申し入れを受けたJ1横浜Mの遠藤渓太(22)が24日、横浜市内で行われた練習後にオンライン取材に応じ、「オファーが届いたことは素直にうれしい。マリノスやアンダー(年代別)の代表での活躍が認められた結果だと思う」と心境を語った。
遠藤は海外移籍に前向きで、契約交渉は大詰めの段階とみられる。ポステコグルー監督も「(移籍が)決まってくれればうれしいし、若い選手がクラブを代表して海外に行くのはすごくいいこと」と話した。
26日のアウェー札幌戦が、育成組織から約11年在籍したマリノスでの移籍前最後の試合になる可能性がある。遠藤は「自分の全てをしっかりぶつけることが今できる最大の恩返しだと思っている」と表情を引き締めた。