自衛的核抑止力は国家の安全と未来を固く担保する 金正恩委員長、老兵大会で演説

金正恩委員長が27日、ピョンヤンで開かれた第6回老兵大会で演説した。

金委員長は、戦勝節である7.27を迎え、まず祖国解放戦争67周年に際して大会に参加した戦争老兵と戦争参加者、戦時功労者に暖かい祝賀を送った。

演説で金委員長は、新生国家である共和国が世界「最強」を自負する米帝と追従勢力の軍事的攻勢を防いだのは、民族史と世界革命史に前無後無の快挙であったと強調、7.27は過去、弱小国、弱小民族で光を失ったわが国と人民を世界が驚嘆する英雄の国、英雄人民として歴史の舞台に堂々と登場させ、地球上で反帝自主と社会主義、民族解放革命の暴風を呼び起こす大きな契機になったと指摘した。また委員長は、戦勝はわが軍隊と人民の愛国主義と大衆的英雄主義の勝利で、不義と反動に対する正義と進歩の勝利であり、歴史の退物である資本主義に対する人類の未来である社会主義の勝利であったと、その意義を強調した。

金委員長は演説で戦後70年は決して平和な時期ではなったと述べ、われわれは他の人々が目の前の「繁栄」だけを追及しているとき、腰ひもをきつく締めて自身の選択を変えなかったと指摘した。

続けて委員長は、▲残酷な戦争の痛みを繰り返さないために、戦争を抑止する絶対的力を持つために、険路逆境を克服して核保有国への発展の道を歩んだ▲自衛的な核抑止力によって、これ以上戦争という言葉はなく、国家の安全と未来は固く担保される▲わが国が、世界が無視することができず、認めざるを得ない戦略的地位を得たーと指摘した。

金委員長は演説で最後に、老兵世代、先烈が望んだ強国の夢と理想を必ず実現し、わが人民を世界で最も幸せな人民にするために勇気百倍闘争すると強調した。(了)

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