【MLB】筒香嘉智の勝ち越し劇を呼ぶ四球を米記者称賛「際どいコースの速球をカットして」

「4番・左翼」で先発したレイズ・筒香嘉智【写真:AP】

同点の4回に四球で出塁、1イニング8点のビッグイニングを呼んだ

■レイズ 14-5 ブレーブス(日本時間28日・タンパ)

レイズの筒香嘉智外野手は27日(日本時間28日)、本拠地のブレーブス戦で「4番・左翼」で2試合ぶりにスタメン出場。8回1死の第4打席で左腕デイトンから右前打を放って、3試合13打席ぶりの安打をマークした。メジャー2本目の安打で、4番スタメンでは初安打となった。打線は5本塁打を含む13安打を放って14得点。投手陣は9イニングでの球団新記録となる19奪三振を記録した。14-5で大勝した。

投打ががっちり噛み合っての3連勝。米メディアは4番・筒香が1-1で同点で迎えた4回1死一塁の第2打席に注目した。右腕フォルテネービッチに対して3球で追い込まれたが、低めの勝負球を見極めてストライクゾーンへの球を2球ファウルで逃げた。8球目。内角低めのスライダーを見逃して四球を選んだ。大リーグ公式サイトのレイズ番フアン・トリビオ記者は自身のツイッターで高く評価した。

「レイズ・ツツゴウのとてもいい打席だった。2つの際どいコースの速球をカットして四球を選んだ。レイズは1アウトで2人が塁上に。次の打者はレンフロー」

根負けしたフォルテネービッチは続く同1死一、二塁からレンフローに勝ち越し3ランを被弾。ウェンドルにも2者連続となる右越えソロを浴びた。この回、レイズ打線は一挙8得点の猛攻。4番の勝負強い打撃でなくとも、きっちりと仕事を果たした。(Full-Count編集部)

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