飯島寛騎&竹財輝之助☆「マイラブ・マイベイカー」 ヒロインを思う恋敵(!?)の2人がモテ談義!

現在、ひかりTV、dTVチャンネル、関西テレビ、メ~テレ、テレビ神奈川にて配信・放送中の連続ドラマ「マイラブ・マイベイカー」。パン店を舞台に恋愛ベタな男女を描く“ムズキュン”ラブストーリーで、ヒロインの小岩美々子(本仮屋ユイカ)をめぐるトライアングルラブにも目が離せない! 今回は、美々子が店長を務めるパン店の店員でツンデレな北薫を演じる飯島寛騎、美々子に対しいちずな思いを寄せるベーカリープロデューサーの柏木広を演じる竹財輝之助を直撃! 演じるキャラクターや自身の恋愛観、お互いのモテそうなポイントなどを伺いました。

——今回、お二人は初共演。お互いの印象はいかがですか?

飯島 「竹財さんとは初めてなんですけど、同じ特撮シリーズに出ているという共通点があって。現場では、とにかく失礼のないようにしようと思っていました(笑)」

竹財 「あはは! ちゃんとあいさつもしてくれるし、先輩を敬ってくれるいい子だったので僕はニコニコしていました(笑)」

飯島 「(笑)」

——それぞれ演じられるキャラクターについてお聞かせください。

飯島 「僕が演じる北薫は、原作とはちょっと違うんですよね。原作では、どちらかといえばクマさんみたいな、やわらかいオーラがある感じの男の子なんですけど、ドラマではもう少しツンツンした感じ。純粋で、恋愛に対しては不器用だけど、仕事に対しては芯を持って頑張っている真面目なキャラクターだなと思ったので、そこは意識して演じさせていただきました」

竹財 「僕が演じる柏木広は、ヒロインの美々子(本仮屋)にいちずで、すべての行動が美々子のためという人。1話の登場から古厩(智之)監督にいろいろ演出していただいて、ちょっとおかしな感じになったんですけど(笑)。突き抜けたキャラクターですね。イケメンで仕事ができてお金を持っていて女性にいちずで…っていうだけだったら多分面白くなかったんですけど、古厩監督のおかげで魅力的になったかなと思います」

——女性キャラクターたちがとてもパワフルなのも印象的でした。

竹財 「パン屋さんは女性が回していますね。主にハルさん(信川清順)と結衣ちゃん(鳴海唯)が2人でひっかきまわすし、美々子さんも美々子さんでちょっと天然なところがあるからね」

飯島 「皆さん、すごく個性が強いです(笑)」

竹財 「パン屋さんで働いている薫は大変そうだなと見ていて思った(笑)。薫のキャラクター的に、あんまりアドリブもできないだろうし…」

飯島 「そうなんです(笑)。薫は台本でも『…』が多くて。でも、しゃべらないけど、目線や表情で“巻き込まれてどうしよう…”みたいな表現はしているので、その辺は注目してほしいです」

——北くんが女性陣に突き飛ばされたり、コミカルなシーンもありますね。

竹財 「朝っぱらの撮影だったよね(笑)」

飯島 「朝っぱらからパチンパチンやられていました(笑)。男性陣はそういうコミカルなシーンもちょこちょこあるので、そういうところも楽しんで見ていただければ」

——北くんと柏木さんは、前半ではまだあまり接点がないですね。

竹財 「そうですね。柏木の方は、薫のことをまだ意識もしてないんじゃないかな」

飯島 「薫の方は“なんだあいつ”って感じでにらんでいましたけど(笑)。柏木さんの方は気にすらしてない感じですね」

竹財 「ただの従業員としてしか見てなかったよね(笑)」

飯島 「物語が進むにつれて、美々子さんをめぐって2人でバチバチやり合うところが出てくるので、ぜひ楽しみにしていただければ」

竹財 「2人とも序盤とは表情から違ってきているからね」

飯島 「若い北くんはちょっと感情的で、年上の柏木さんは冷静で。そういう差がリアルに描かれていると思います。2人の恋愛の違いは面白いですよね」

——柏木さんは“手に入らないからこそ燃える”みたいなタイプですね。その辺り、竹財さんご自身は共感できますか?

竹財 「そうですね。僕も逃げられると追いかけたくなっちゃう方です。来られても全然ウェルカムなんですけど(笑)、多少逃げられると後ろ髪引かれることはありますね」

飯島 「僕も共感はできますね。恋愛に限らず、目標がある方が活力になるんです。例えば“このケーキが食べたいからこの仕事頑張る”とか。なので、恋愛でも“振り向いてもらうために頑張る”みたいなのは分かります」

——北くんみたいに、好きだけどなかなか相手に思いを伝えられない恋愛についてはどう思われますか?

飯島 「あの“ムズキュン”な恋は、第三者からしたら“行けよ!”ってもどかしい気持ちになりますね(笑)」

竹財 「あはは、そうだね」

飯島 「でも、20代前半ぐらいの男の子はだいたい北くんみたいな感じになってしまうでしょうね。思っていても行動に移せないとか、その辺りはリアルに描かれているんじゃないかなと思います」

竹財 「確かに若い時はなかなか素直になれないよね。“恥ずかしい”が勝っちゃって」

飯島 「そうですよね」

竹財 「そうじゃないと、おじちゃんたちは大変です。勝てるところがない(笑)」

飯島 「(笑)。徐々に変わってくるんですか?」

竹財 「僕の場合、今は若い頃に比べたらましにはなったのかな。今でも、どっちかというとそんなに好き好き言えない方ではあるけどね。外国人の方みたいに毎日『アイラブユー』は言えないです(笑)」

飯島 「ほんとすごいですよね、『愛してる』って言えるのは。そう簡単に言える言葉じゃないと思うんですけどね」

竹財 「うん、やっぱり恥ずかしいよね(笑)」

——お互いをご覧になって、どういうところがモテそうだなと思いますか?

飯島 「僕が竹財さんに感じるのは大人の余裕です。年下の僕からしたら、ちょっとした動作ですらかっこよく見えるんです。女性にもとても紳士的に接していらっしゃるし、さりげない仕草一つ一つから、“これはモテるなー”って思っていました。僕らぐらいの年齢だと、後から“こうしておけばよかった”と思ったりすることもあるんですけど、そういうことも全然なさそうだし」

竹財 「いやー、あるよ(笑)」

飯島 「でも表情には出さないですもんね。これが大人の余裕ですよね(笑)」

竹財 「余裕ないと思うんだけどなー(笑)」

飯島 「全然、あるように見えますよ!?」

竹財 「ほんと? 僕、よく失言しちゃうんだよ。しかも失言したことに気付いてないっていう…(笑)」

飯島 「それが余裕ですよ(笑)」

竹財 「あはははっ! 飯島くんは男っぽい顔してますけど、人当たりは柔らかいんですよね。すごく優しくて、相手の気持ちを汲み取ってくれる。お芝居でも同じで、ちゃんと相手の話を聞いて返してくれるし、受け取る時もちゃんと受け取ってくれるし、ガツンと来る時は来てくれるし。細かい気配りができる人だと思うので、モテると思いますよ。その上この顔ですからね、ズルいなーって思います(笑)」

飯島 「うれしい。全部ちゃんと書いてもらおう(笑)」

竹財 「(笑)」

【番組情報】

「マイラブ・マイベイカー」
関西テレビほか
木曜 深夜0:55〜1:25 ※地域により放送日時が異なります。ひかりTVでも配信中。

パン店を舞台におくる、恋愛ベタな男女の“ムズキュン”ラブストーリー。パン店の店長・美々子(本仮屋)はアルバイトの北(飯島)とともに、小麦アレルギーの子どものため、アレルギーの危険性がない食材を使ったパン作りに挑戦する。

【プレゼント】

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応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募期間:2020年7月29日正午~8月5日午前11:59)

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取材・文/佐藤新 撮影/倉持アユミ ヘア&メーク/佐藤友勝[飯島]、大野彰宏[竹財] スタイリング/中西ナオ[飯島]、大石裕介(A2)[竹財] 衣装協力/ティーケータケオキクチ[飯島]

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