県高校野球大会 第11日 鹿町工、初の夏4強

 長崎県高校野球大会第11日は28日、長崎市の県営ビッグNスタジアムと諫早市第1野球場で準々決勝4試合が行われ、大崎、長崎南山、鹿町工、波佐見が準決勝に進んだ。夏の4強は大崎が53年ぶり、長崎南山が14年ぶり、波佐見が3年ぶり、鹿町工は初めて。
 大崎はエース右腕田中が2安打完封。長崎商の左腕一ノ瀬を九回に攻略して、1-0でサヨナラ勝ちした。長崎南山は序盤にリードを奪うと、中村と南亮の継投でシャットアウト。島原を3-0で退けた。
 鹿町工は五回に4点を先行。直後に1点差に迫られたが、終盤に突き放して壱岐を7-3で下した。波佐見は1点を勝ち越された九回に打線が奮起。連打で2点を奪い、長崎西を4-3の逆転サヨナラで下した。
 第12日は8月1日、ビッグNで準決勝2試合を実施する。

 


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