レイズ4連勝 筒香が逆転2点打含むマルチ安打の活躍

【ブレーブス2-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは1点ビハインドの3回裏に一挙5得点のビッグイニングを作り、5対2で逆転勝利。前カードからの連勝を4に伸ばした。先発のヨニー・チリーノスは味方のエラー絡みで先制点を奪われたものの、4回4安打1失点(自責点0)の好投。2番手のピート・フェアバンクスが今季初勝利(0敗)、6番手のオリバー・ドレイクが今季2セーブ目をマークした。ブレーブスは先発のカイル・ライトが3回途中4安打5失点で今季初黒星。打線も12三振を喫するなど元気がなかった。

3回表にマーセル・オズーナのタイムリーで先制を許したレイズは、直後の3回裏に反撃を開始。3つの四球で二死満塁のチャンスを作り、筒香嘉智、ホゼ・マルティネス、ジョーイ・ウェンドルの3連続タイムリーなどで5点を奪って逆転に成功した。その後、ミス絡みで7回表に1点を返されたものの、8回表を5番手のチャズ・ロー、9回表を6番手のドレイクが三者凡退に抑えて5対2で逃げ切り。開幕5試合で4勝1敗という好スタートを切った。

「4番・レフト」で先発出場した筒香は、2回裏の第1打席こそショートフライに倒れたものの、3回裏二死満塁のチャンスでライトへの逆転2点タイムリー。5回裏の第3打席で空振り三振に倒れたあと、8回裏の第4打席で再びライトへのヒットを放ち、自身初のマルチ安打を記録した。今季の打率は.235に上昇。なお、8回表の守備固めにより、レフトにマニュエル・マーゴが入り、筒香はヤンディ・ディアスに代わってサードの守備に就いた。

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