元悪童V・ジョーンズ、問題児ガスコインとの“股間掴み事件”を回顧「思い切り握ってやった」

元サッカー選手で現在は俳優として活躍するヴィニー・ジョーンズは、悪名高いポール・ガスコインの“股間掴み事件”を振り返った。

1987-88シーズンにジョーンズが所属していたウィンブルドンは、FAカップで快進撃を見せ、決勝でリバプールを1-0破り「世紀の番狂わせ」で初優勝を果たした。そんな中1988年2月にニューカッスル・ユナイテッドと対戦したジョーンズは、問題児として知られていたガスコインとマッチアップ。激しい口論になるとジョーンズがガスコインの股間を握りつぶす事態に発展した。サッカー界珠玉のシーンとして刻まれる事となったが、ジョーンズは後日談を踏まえ当時を回顧している。

「試合が始まってすぐに、私は彼に“今日はサッカーをするつもりはない。おまえもそうだろう”と言ってやった。離れる時には“おいデブ、すぐ戻ってくるからな”とも吐き捨てたね。ニューカッスルのFKの時、ガッツァ(ガスコインの愛称)に前に出て欲しくなかったからもみくちゃになっていると、“今日は100ポンド稼いでいるんだぞ”って私に言ってきたんだ。侮辱だったから私は彼のあそこを掴んだけど、間違いではなかったね」。

「試合は0-0に終わり、ドレッシングルームではガッツァのことはよくやったと仲間に称えられたよ。そしてドアが開き、グランドスタッフが赤いバラ持ってきた。“ガッツァが送ってきた”とね。そして私はトイレに駆け込んで、泥だらけのブラシをガッツァに渡すよう頼んだよ」。

「彼がニューカッスルからトッテナムに移籍して間もなく、ガッツァは私の家を訪ねてきて、クレー射撃に行こうと誘ってきたんだ。まるでドラマみたいだったよ。彼は射撃場でダブルバレルのショットガンを私に向け、“警告でやってると思うか?”と言い放った。仲間と私は床に倒れ込み、“銃の向きを変えろバカ野郎!”って叫んだら“今すぐ俺のケツを掴んでみろ!”と返事してきたね。そこから私たちは一生の友達になったよ」。

ジョーンズが悪名高き“股間掴み事件”を回顧

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