アレックス・ザナルディが4度目の手術。容体は安定、術後は脳神経外科の集中治療室に

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 元F1ドライバーのアレックス・ザナルディが、ミラノで神経外科の手術を受けた。担当の医師団によれば、その後の容体は安定しているという。

 現在53歳でパラリンピアンのザナルディは、6月にハンドサイクルのレース参戦中、事故により頭部に重傷を負った。イタリアのシエナで3度にわたる手術を受けたあと、最近はリハビリ専門センターに移っていた。

 しかし先週、突然容体が悪化したため、あらためてミラノにあるサン・ラッファエーレ病院の集中治療室に移送され、ピエトロ・モルティニ教授の執刀で再び手術を受けた。

 病院は7月28日(火)に「臨床検査とX線検査の結果、一連の治療が奏功したと考えている。患者は引き続き脳神経外科の集中治療室に入っているものの、現時点で容体は安定しているとみられる」と声明を出した。

 F1で41戦の実績を持つザナルディは、その後CARTに移り、チップ・ガナッシ・レーシングから参戦した1997年と1998年にはチャンピオンに輝いている。

 2001年には、ドイツで行われたインディカーのレース中に大きなクラッシュを喫して、両足切断という重傷を負った。しかし、英雄的な奮闘をみせて2年後にレースに復帰、ツーリングカー選手権を戦うまでになった。

 しかし、ザナルディはそこからさらに途方もない努力を重ねて、パラリンピアンとしても記録を伸ばしてきた。2012年ロンドン・パラリンピックにはハンドサイクルの種目で参加し、個人タイムトライアルとロードレースで金メダルを獲得している。