ヘルスケアテクノロジーズ、オンライン健康医療相談サービス「HELPO」を提供開始

現在、少子高齢化や医療費の増加などから予防医療やセルフケアへの関心が高まっている。また、こうした社会状況やICT(情報通信技術)の進展により、オンライン診療に係る制度改正やオンライン健康医療相談サービスの増加など、ヘルスケア領域における新たな動きが活発化しつつある。また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、ヘルスケア領域のデジタル化への期待が高まっており、時限的だがオンライン診療の一部の規制が緩和されている。ソフトバンク株式会社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社は、オンライン健康医療相談サービス「HELPO」を提供開始する。HELPOは、スマートフォンアプリなどを通してオンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品などの購入がワンストップでできるヘルスケアサービスである。サービス開始時は法人や自治体を対象に提供し、健康経営を目指す法人や健康的な町づくりを目指す自治体に、従業員や職員の福利厚生および地域住民の健康増進の一環として活用するとしている。具体的な機能は以下の通り。

1. オンライン健康医療相談
2. 病院検索
3. ECサイト「ヘルスモール」

「HELPO」画面イメージヘルステクノロジーズは今後、病院・診療所向けのオンライン診療支援ツールや病院・診療所の予約ができる機能など、顧客のニーズに沿ってHELPOの機能を段階的に拡充するとともに、法人や自治体に加えて健康保険組合など各種団体への提供も行い、利用者の拡大を目指す。

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