「コロナ感染拡大期」兵庫・井戸知事、対策方針を更新「大人数の定義なし」

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新型コロナウイルスの感染が再び広がった兵庫県が29日、新たな対処方針を示した。29日に判明した県内感染者数は46人(26日の49人に次ぐ過去2番目の多さに)。

■兵庫は「感染増加期」から「感染拡大期」へ

兵庫では直近1週間で新規感染者の平均が30人を超えた(神戸・三宮センター街 7月29日撮影)

兵庫県では現在、新規感染者の発生状況に応じたフェーズごとに対処しており、直近1週間で新規感染者の平均が30人を超えた。このため5段階中、最終段階の手前となる4段階目、これまでの「感染増加期」から「感染拡大期」へとフェーズを移行した。

これにより、医療体制としては重症患者と中軽症患者あわせて500床の病床体制となるほか、医療機関や福祉施設などでクラスター(集団感染)の発生が考えられる場合は濃厚接触者以外の関係者も対象とした検査を実施する方針を示した。

県民に対しては大人数での会食などは避けるよう呼びかけ、特に接待を伴う飲食店については、保健所による食品衛生法上の指導に合わせた感染防止策の周知を進める。

■「大人数」定義、自己判断で~井戸知事

兵庫県の方針を発表する井戸敏三知事(29日・兵庫県庁)

兵庫県の井戸敏三知事は、会食での「大人数」の定義について「二ケタであれば大人数であることは間違いないが、決め手となる基準がない以上、自己判断に委ねるしかない」として明確な数字は示さなかった。

29日までに判明した兵庫県内の新型コロナウイルス感染者数は累計で1059人(死者45人)。