日中、東シナ海情勢で協議調整

31日に局長級で開催へ

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沖縄県・尖閣諸島付近を通過する中国公船(右奥)=2013年7月

 日中両政府が東シナ海情勢を巡り、外務省局長によるテレビ電話協議を31日に開く方向で調整していることが30日分かった。中国公船が繰り返し航行する沖縄県・尖閣諸島周辺での緊張激化を懸念し、不測の事態を避ける狙いがある。日中関係筋が明らかにした。

 日中外相は29日に電話会談。茂木敏充外相が尖閣諸島周辺での海洋活動について中国側に自制的な対応を求めた。

 協議開催は中国が呼び掛けた。協議結果の公表を検討しており、中国は米国との関係が「国交樹立以来最悪」(王毅国務委員兼外相)のレベルに冷え込む中、日本との対話を内外にアピールしたい考えのようだ。