2019-2020シーズンのプレミアリーグが閉幕した。
ここでは、『sportskeeda』による「降格クラブから引き抜かれるべき5人の選手」を見てみよう。
ナタン・アケ(ボーンマスDF)
ボーンマス在籍中、常に上位チームへの移籍が噂されてきたアケ。堅い守備力とテクニックを併せ持ち、チェリーズの守備陣を支えてきた。
チェルシーでは定位置を獲れなかったが、この3年で評価を確かなものにしている。
攻守に貢献できるほか、ユーティリティ性も兼ね備えており、多くのクラブにとって素晴らしい補強になるはずだ。
トッド・キャントウェル(ノリッジMF)
彼は新型コロナ流行前にはリヴァプール行きが噂されていただけに、今回のリストにいるのは不運かもしれない。
パンデミック以降リヴァプールからの関心は減退したものの、トップ6入りを狙う多くのチームにとって優れたオプションになるはずだ。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムのように働けるタイプで、足元も兼ね備えており、両足を器用に使える。
レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督のスタイルにはうってつけのはずだ。ノリッジの生え抜きではあるが…。
デイヴィッド・ブルックス(ボーンマスMF)
かつてはマンチェスター・シティのアカデミーにいたブルックス。今季は9試合にしか出場しなかったかもしれないが、注目を集める若手だ。
彼はクリエイティビティとドリブルを兼ね備えたウェールズ代表ウィング。足首の怪我により324日間離脱したことは、エディー・ハウ監督にとって大打撃だった。
アケ同様に様々なポジションでプレーすることが可能。多くのクラブが狙っているわけではないかもしれないが、シェフィールド・ユナイテッドのようにハードワークと守備を重視する2トップのチームにとっては大きな補強になりえる。
エミリアーノ・ブエンディア(ノリッジMF)
小柄なアルゼンチン人アタッカーはマンチェスター・シティ戦で躍動し、ペップ・グアルディオラ監督のチームに昨季初黒星をつけさせた。
リーグ再開後はやや迷ってしまったところがあったが、移籍市場で多くのクラブが真剣に獲得を検討すべき選手だ。
7アシストとクリエイティビティを備えており、まだ23歳であることからポテンシャルも秘めている。今季上位7位以外のチームで7アシストを記録したのは彼だけだ。
小柄で頑丈なブエンディアはレスターやシェフィールド・ユナイテッドのようなチームで輝けるかもしれない。
イスマイラ・サール(ワトフォードFW)
リヴァプールFWサディオ・マネから可愛がられる22歳のセネガル代表FW。
今季ワトフォードに加入するも、前半戦は冴えなかった。だが、無敗を続けていた首位リヴァプールを撃破する立役者になると一躍注目の的に。
そのスピードと加速力はチームの大きな武器になり、多くの人からブレイクしたと評価された。最終的には28試合で5ゴール6アシストを記録。
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獲得に大金を支払ったワトフォードとの契約が2024年まであるため、引き抜くのは簡単ではないだろう。
ただ、プレミアリーグだけでなく欧州の多くのクラブにとって素晴らしい補強になるはず。リヴァプール戦のパフォーマンスで大舞台でプレーできることは証明済みだ。