【7月29日発売「KISS&CRY」掲載】友野一希選手 独占インタビュー!「世界選手権の代表を自分の力で勝ち取りたい」

7月29日発売の「KISS & CRY 2019-2020シーズン総括・不屈の魂号(表紙・巻頭特集/宇野昌磨選手)」では、宇野昌磨選手、友野一希選手、島田高志郎選手の独占インタビューを掲載! ’19-’20シーズンをあらためて振り返るとともに、オフシーズンのこと、そして新シーズンへの意気込みもたっぷり語っていただきました。

今回は、友野選手の独占インタビューの一部を未掲載ショットとともに公開します!

――’19 –20シーズンを振り返って、一番印象に残っている大会は何ですか?

友野 「四大陸選手権2020です。ショート、フリー併せてまとめられたこと、思ったよりも点数が伸びなくてそれが心の底から悔しかったこと、両方が印象に残っています。僕以外の日本代表選手( 羽生結弦選手、鍵山優真選手)が表彰台に乗って、初めて得点とか関係なく“結果”に対して悔しいと思いました。そういうことも含めて、『もっと成長できる』と感じることができた試合です」

――それでは、“一番心に残っている1シーンは何ですか?

友野 「やっぱり、全日本選手権2019のフリーが終わった瞬間ですね。ショートが終わった後、『この1年、何をやっていたんだろう』『明日もできなかったら』って、本当にへこんで。それだけへこんだからこそ、『もうフリーは怖いものなしでいこう!』って。興奮していてあんまり覚えていないんですけど(苦笑)、終わった瞬間の気持ちだったり、そこから見た風景というのがすごくいいものだったんです」

――新シーズンが開幕です。新プログラムについて教えてください。

友野 「初めは新プログラムを作る予定でしたが、平池大人先生と話し合って、’19-’20シーズンのショート『Chroma -TheHardest Button to Button 』とフリー『映画「ムーラン・ルージュ」より』を継続することにしました。映像だけを見て振り付けをするのは、コースやスピードの調整が難しくて。どうするか悩んでいた時はモヤモヤしていたのですが、継続すると決めたので今はすっきりとした気持ちで練習できています。ブラッシュアップして、成長した姿を見せたいと思います」

――特に強化したい部分は?

「スケーティングとスピンです。もちろんこれまでもやっていたのですが、今まで以上に頑張っているので、より洗練された、完成度の高い演技を見せられたらと思います」

――’20-21シーズンの具体的な目標を教えてください。

友野 「一部の試合の予定は発表されましたが、まだ正直、試合に向かうメンタルにはなれていなくて。プログラムも完成していないので、不安の方が大きいというか…。でも、国際大会でこれからたくさん表彰台に乗りたいですし、そして、自分の力で世界選手権の代表を勝ち取りたいです。だから、まずは全日本選手権2020で表彰台に乗ることが目標ですね」

このインタビューの全文は、7月29日発売の「KISS & CRY 2019‐2020シーズン総括・不屈の魂号(表紙・巻頭特集/宇野昌磨選手)」に掲載。オフシーズンに取り組んだことに加え、島田選手、田中刑事選手とのプライベートエピソードも。ぜひチェックしてみてください!

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