難民、アフリカで毎月70人死亡

移動中、極度の危険にさらされ

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ニジェールのサハラ砂漠で、救助された移民ら(国際移住機関ニジェール事務所提供・共同)

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は29日、自由や豊かな生活を求めて欧州や北アフリカを目指す難民・移民がアフリカ大陸を陸路で移動中、極度の危険にさらされ、少なくとも毎月平均72人が砂漠などで命を落としているとの報告書を発表した。死者数を正確に把握するのは不可能で、実際ははるかに多いとみられる。

 欧州に行くため地中海を船で渡るのは知られているが、報告書はその手前のアフリカ内の移動が「世界で最も危険なルートの一つ」と指摘している。

 報告書のタイトルは「この旅で生きるか死ぬかは誰も気にしない」。UNHCRなどが助かった約1万6千人にインタビューし作成した。