ピーク時に必要 病床250床確保 コロナ 県が重点医療機関を初指定

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岡山県庁

 岡山県は30日、新型コロナウイルスに感染した中等症・重症患者を優先的に受け入れる「重点医療機関」に、県内6病院を初めて指定し、流行ピーク時に必要と見込んでいた病床250床も確保できたことを明らかにした。

 新型コロナの県対策本部会議で報告した。重点医療機関は、治療に必要な専門性を備えた施設で、すぐに入院できる「即応病床」を用意している。政府の専門会議が4月に全都道府県への早期の設置を提言していた。県はこれまで重点医療機関を指定せず、病院間で連携しながら患者を受け入れてきたが、国の予算措置などを受けて方針転換した。

 県は、流行ピーク時には県内で1日の新規感染者が最大34人、入院患者は同256人となり、このうち重症者は37人に及ぶと試算。その上で最大250床と見込む必要病床について、重点医療機関を含め39病院で確保できたという。

 この日の会議では、軽症・無症状者の宿泊療養先として26日に運用を始めた「アパホテル岡山駅前」(岡山市北区下石井)について、29日現在で4人が入所していることも公表した。