パナソニック、1Qの住設事業は5割強の減益

パナソニック(大阪府門真市)は7月30日、2021年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は前年同期比26.4%減の1兆3919億1200万円、営業利益は93.3%減の37億5800万円、四半期純損失は98億3300万円(前年同期は497億7700万円の利益)。住宅設備事業のライフソリューションズは、3割の減収、5割強の減益となった。

ライフソリューションズは売上高が30%減の3251億円、営業利益が56%減の56億円。住宅事業のパナソニック ホームズは、パナソニックの他にトヨタ自動車と三井物産が出資するプライム ライフ テクノロジーズに移管され、連結対象から外れた。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響による市況悪化やロックダウンによる工場稼働停止などで減収。減販損などで減益となった。

通期業績予想は売上高が前期比13.2%減の6兆5000億円、営業利益が48.9%減の1500億円、当期純利益は55.7%減の1000億円となっている。

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