【MLB】「ビッグフライッ!オオタニさん!」 大谷翔平の“曲芸打ち”1号3ランに決め台詞炸裂

4回に今季1号となる3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

エンゼルスOB解説グビザ氏は興奮「変化球、変化球と来て…ショウヘイが本塁打を打ちました!」

■マリナーズ 10-7 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)

エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地マリナーズ戦で「4番・指名打者」で先発出場した。今季4試合目の打者出場で初の4番スタメン。4回の第2打席で一時逆転となる1号3ランを放った。5打数1安打3打点。チームは救援陣が崩れて、7-10で逆転負けした。大谷が3打点以上を挙げた試合は13勝0敗だったが、その不敗神話もストップした。

敗れはしたものの、地元メディアの度肝を抜く衝撃の一発だった。1点を追う4回無死一、二塁。2ストライクから右腕ダンの内角低めカーブをバットに乗せて、右翼席へ飛び込む一時逆転の3ランとした。本塁打は昨年9月11日(同12日)の本拠地インディアンス戦以来322日ぶり。この日も地元放送局「FOXスポーツ・ウエスト」の実況はビクター・ロハス氏、解説はエンゼルスOBのマーク・グビザ氏の名物コンビ。まずはロハス氏のお馴染みの決め文句が飛び出した。

ロハス氏「オオタニが右翼に打球を飛ばしました。(右翼手の)ロペスが下がります。入りました! ビッグフライ! オオタニさん! 今季第1号です」

大谷は5番スタメンした前日28日のマリナーズ戦の6回に中堅フェンス直撃の適時二塁打を放っていた。打球速度は111.9マイル(約180キロ)。この一打に復調を感じ取っていたグビザ氏も大喜びだ。

グビザ氏「力強さがはっきりと表れた一打でした。(1球目から)変化球、変化球と来て、(3球目で)ショウヘイがホームランを打ちました!」

米メディアを驚かせた驚愕させた“曲芸打ち”で名物コンビを唸らせた。次は勝利へつながる一撃を期待したい。(Full-Count編集部)

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