八代市の児童ら感染 新型コロナ、熊本県内で新たに16人

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 熊本県と熊本市は30日、新たに16人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち1人は、八代市の10歳未満の男子児童。27日に感染が確認された50代の男性教員が勤務する八代市の小学校に通っていた。県内での感染確認は計172人(うち熊本市72人)となった。

 県によると、児童は直近では20~22日に男性教員の授業を受け、24日に発熱。25日以降は症状がなく、27日には登校した。男性教員の接触者として検査を受け、陽性と判明した。小学校は31日までの臨時休校を8月7日まで延長する。

 造船大手・ジャパンマリンユナイテッドの有明事業所(長洲町)で発生したクラスター(感染者集団)を巡っては、同社に勤める10~60代の男性4人の感染を新たに確認。感染は県外在住者を含め計55人に拡大した。先に感染した男性社員の同居家族2人も陽性と判明した。

 別のクラスターが起きた山鹿市の介護老人保健施設「太陽」ではいずれも90代の入所者2人が陽性と判明し、感染者は計31人となった。県はこのほか、10代と50代の男性会社員の感染も確認。2人とも南関町在住で、福岡県の感染者1人の濃厚接触者だった。

 一方、熊本市はオーストラリア国籍の20代男性(同市北区)を含む5人の感染を発表した。県内で外国籍の感染者が確認されたのは初めて。男性は2月に来日し、北区で農業関連のアルバイトをしているという。ほかの4人は東区の60代女性、中央区の20代女性、中央区の60代女性、北区の20代男性。(中尾有希、志賀茉里耶)

 県内2カ所のクラスター感染者の居住地は次の通り。

 ◇ジャパンマリンユナイテッド▽荒尾市22人▽玉名市8人▽南関町1人▽長洲町10人▽熊本市3人▽県外9人▽調査中2人◇介護老人保健施設「太陽」▽山鹿市7人▽菊池市1人▽合志市1人▽熊本市2人▽調査中20人