長崎県内 梅雨明け 平年より11日遅く

青空の下、海水浴を楽しむきょうだい=諫早市飯盛町、結の浜マリンパーク

 福岡管区気象台は30日、長崎県を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年と比べ11日、昨年より5日遅かった。統計を開始した1951年以降、5番目に遅い。
 長崎地方気象台によると県内は30日、太平洋高気圧に覆われ、各地で気温が上昇。最高気温は大村33.4度、松浦32.9度、長崎と壱岐市石田32.5度、佐世保32.1度を観測するなど10カ所で今年最高となった。県消防保安室によると9人が熱中症で搬送され、このうち90代女性が重症。
 諫早市飯盛町の人工海浜「結の浜マリンパーク」では、家族連れらが海水浴や砂遊びを楽しんでいた。

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