オークションで最安電力 地域資源循環システム協が新サービス

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 地域資源循環システム協会(富山市下野、高澤康之代表理事)は8月中旬ごろに、全国の小売電気事業者から最安の電力契約を選ぶことができるオークションのシステムを活用したサービスを県内の中小企業向けに始める。システムを開発したベンチャー企業と提携し、新型コロナウイルス対策支援プロジェクトとして行う。経営が厳しい企業にコスト削減の機会を提供する。

 電力オークションシステム開発・運営のエナーバンク(東京)と業務提携して実施。県内の中小企業や小規模事業者を支援するため、電力オークションサービス「エネオク」を使って電気料金の削減につなげる。首都圏などで行われているサービスだが、地方では初めてという。

 サービスの利用には登録が必要。インターネットで現在の電気の契約情報を入力すると、全国の小売電気事業者が入札し、提示された価格などの内容から契約する業者を選ぶことができる。

 新型コロナの影響を受けた企業への補助金などの支援策について、同協会から情報提供やアドバイスを受けることもできる。登録は無料。

 同協会はエネルギーコンサルタントのアール・エ北陸(富山市黒崎)やエネルギー商社の北酸(同市本町)などでつくる。経済産業省の省エネ支援事業の採択を受け、相談窓口の業務などを行っている。