近畿地方で梅雨明け発表 西日本はすべての地域で夏本番に

31日(金)午前11時半ごろの神戸市 (撮影:甲斐友貴)

 きょう31日(金)午前、大阪管区気象台は「近畿地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した。

 平年より10日遅く、昨年に比べると1週間遅い発表。

週間天気予報

 きのうは九州北部、中国、四国地方で梅雨明けの発表があり、西日本ではようやく全ての地域で夏を迎えたことになる。

 向こう1週間、近畿地方など西日本では太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多く、厳しい暑さが続く見込み。熱中症に注意が必要だ。

31日(金)午前11時半ごろの神戸市 (撮影:甲斐友貴)

■近畿地方 梅雨期間降水量(6/10~7/30まで)(速報値)

    降水量   平年比

豊岡   588.0ミリ   189%

舞鶴   527.0ミリ  165%

京都   802.5ミリ  203%

彦根   670.0ミリ  180%

姫路   555.0ミリ  187%

神戸   820.5ミリ  278%

大阪   582.0ミリ  189%

洲本   724.5ミリ  249%

和歌山  650.0ミリ  220%

潮岬   853.5ミリ   152%

奈良   620.0ミリ   193%

 なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。梅雨入り、梅雨明けともに速報値として一旦、発表されるが、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を秋に行い、その結果を確定値としている。

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