継承や発信テーマに若者交流 原爆や平和 理解深める

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交流会で平和について語り合う参加者=長崎原爆資料館

 被爆75年の節目に原爆や平和に関する理解を深め、世界へ目を向けるきっかけづくりを目的とした若者の交流会が26日、長崎市平野町の長崎原爆資料館であり、継承や発信などをテーマに活発に意見交換した。
 公益財団法人長崎平和推進協会の青少年ピースボランティア育成事業の一環。ボランティアとサッカーJ2のV・ファーレン長崎のアカデミーに所属する高校生、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員の計約50人が参加した。
 青年海外協力隊員の本田隆介さん(39)は、キルギスで取り組んだ平和教育などを紹介。「海外で生活し、自分のこと、自分の国のことを振り返ることができた」と述べた。意見交換では、参加者から「世界の人と仲良くなれるよう、いろいろな国の言葉を覚えたい」などの声が出た。
 アカデミーの五月田星矢さん(18)=鎮西学院高3年=は「サッカーができる幸せを伝えていきたい」と抱負。ボランティアの津田茉莉子さん(17)=純心女子高3年=は「平和を発信する人が少ないと、戦争が起きかねない。こうした交流活動は大切」と語った。
 同日予定していた平和公園の清掃活動は雨天のため中止した。