TOTO、新型コロナで1Qの純利益は8割減

TOTO(福岡県北九州市)は7月31日、2021年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は前年同期比13.2%減の1180億7700万円、営業利益が60.0%減の21億5900万円、経常利益が62.0%減の20億8700万円、四半期純利益が82.6%減の5億5400万円。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内外とも住設事業が減収となった。

新型コロナの影響により売上高で190億円、営業利益で48億円それぞれマイナスになったという。国内住設事業は売上高14%減の865億円、営業利益は前年同期33億円あったが約34億円のマイナスで若干ながら赤字となった。海外住設事業は売上高が16%減の252億円、営業利益が20%減の27億円。中国は新型コロナの影響で売上高は36%減の90億円、営業利益は40%減の13億円。米国はウォシュレットの販売が好調で、売上高が17%増の92億円、営業利益は3倍増の6億円となった。

第2四半期業績予想は新型コロナの影響で事業環境が不透明として、売上高が15.6%減の2500億円、営業利益は65.6%減の60億円のみ開示した。

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