夏の暑さと日焼け対策の考え方を根本から変えるUVカット100%ウインドウフィルム|LFT【Vol.1】

真夏の暑さ・日焼け対策にはダブルバリアフィルムが効く!

紫外線(UV)と赤外線(IR)の両方を1枚のフィルムでカットするのがLFTのダブルバリアフィルム

夏真っ盛り。年々日差しの強さや暑さは厳しさを増し、一瞬でも日なたに駐車でもしようものなら車内は灼熱地獄と化してしまう。その暑さは留まることを知らず、エアコンをかけて走り出してもなかなか解消されないという経験をした人も少なくないのではないだろうか?

特に最近人気のスーパーハイト軽ワゴンなどは室内空間が広いためなかなか車内が冷えにくく、メーカーでも車内の空気を循環させるリアサーキュレーターなどを装着するほどであるが、小排気量のエンジンを搭載していることもあって、そもそものエアコン性能が追いついていない感があるのかもしれない。

そんな夏の暑さや日焼けに参っている人にぜひオススメしたいのが、エルエフティー株式会社がリリースしている「ダブルバリアフィルム」である。

同社が独自に軽自動車ユーザーに向けてアンケートを実施した結果、とくに女性オーナーを中心に「車内にいても日焼けしているような気がする」「特に後席が暑い」「エアコンが効かない」といった声が多く寄せられたそうだ。

その結果から、自動車ユーザーの抱える問題の原因の多くは、ウインドウから差し込む直遮熱によるものであると考えられる。そしてその問題を解決するために開発されたのが、今回紹介する「ダブルバリアフィルム」だ。

自動車用のウインドウフィルムというと、どちらかというとドレスアップアイテムというイメージが強いかもしれないが、「ダブルバリアフィルム」はその名の通り“暑さ”と“日焼け”の原因をダブルで防いでくれる、今までのフィルムとはまったく考え方の違うウインドウフィルムとなっているのだ。

暑さの原因と日焼けの原因は実は異なる

日差しが肌に当たった時のジリジリとした暑さが、日焼けにつながっていると考える人も多いのではないだろうか。しかし、ジリジリとした暑さと日焼けの原因はまったく異なるもの。

最近では純正のウインドウにもUVカットやIRカットという文言が躍っているが、UVとは紫外線のことで日焼けの原因になるもので、一方のIRとは赤外線で暑さ(ジリジリ感)の原因となるもの。イメージ的にはUVカットがなされていれば日焼けしにくくなるので、同時に暑さを防いでくれるような印象があるかもしれないが、実は全くの別物なのである。

その事実を知らないユーザーとしては、ジリジリとした暑さを感じると日焼けしてしまうという不安に駆られてしまう。だからこそ、「ダブルバリアフィルム」は紫外線と赤外線という二つの光線をカットできるように設計されている。

他社の従来品は赤外線を遮断する波長範囲が狭く、施工しても暑さは感じることになる, 他社の別の製品では熱の遮断能力が低く、やはり暑さを感じてしまう
他社の従来品は赤外線を遮断する波長範囲が狭く、施工しても暑さは感じることになる, 他社の別の製品では熱の遮断能力が低く、やはり暑さを感じてしまう

また暑さを防ぐIRカットも、実はメーカーによってカットできる波長領域が異なっており、IRカット率80%とあってもあくまで一部の波長の赤外線を80%カットしてくれるだけで、それ以外の波長に関してはそこまでカットしてくれないというのが本当のところだった。

人が暑く感じる赤外線の波長範囲を幅広くカットするのがLFTのダブルバリアフィルムだ

一方の「ダブルバリアフィルム」は、高い熱遮断率を誇るだけでなく、遮断する波長領域も広くした「高広域熱遮断」を採用したことで、誰もが体感できるほどの圧倒的な暑さカットを実現しているのだ。

サーモグラフィで見るとフィルム未施工の純正サイドウインドウでは、右腕の温度が明らかに高くなっている, ダブルバリアフィルムを施工すると右腕は低い温度のまま。熱を効果的に遮断していることがわかる
サーモグラフィで見るとフィルム未施工の純正サイドウインドウでは、右腕の温度が明らかに高くなっている, ダブルバリアフィルムを施工すると右腕は低い温度のまま。熱を効果的に遮断していることがわかる

実際にテストを実施したときのサーモグラフィ画像を見てみてもお分かりの通り、ダブルバリアフィルムを運転席側ウインドウに施工した方は右腕の温度上昇が明らかに違っている。その一方で施工していないフロントウィンドウ側からは容赦なく赤外線が進入しているため、手前のステアリングの温度はどちらも高温となっていることが確認できる。つまりフィルム1枚でここまで差が出るということを表しているのである。

さらに、この実験ではエアコンの風量を最大にし、設定温度もLOに設定している。つまり、ユーザーの「エアコンが効かない」「車内が暑い」と感じる理由は、エアコンの性能だけではなく、直遮熱による皮膚の表面温度の上昇が原因であると考えられ、ダブルバリアフィルムによって直射熱を緩和すれば、「エアコンが効いている」と感じられる環境を作り出すことができるといえる。

紫外線(UV)カット率も100%を実現したダブルバリアフィルム

LFTは東京オートサロン2020に出展。来場者にダブルバリアフィルムの効果を体験してもらった, ハロゲンヒーターの熱を遮断するダブルバリアフィルムに多くの人は驚いていた
LFTは東京オートサロン2020に出展。来場者にダブルバリアフィルムの効果を体験してもらった, ハロゲンヒーターの熱を遮断するダブルバリアフィルムに多くの人は驚いていた

ダブルバリアフィルムは日焼けの原因となるUVももちろんカットしてくれるのだが、なんとそのカット率は100%となっている。すでに市場にはUVカット率99%というものも存在しており、たかが1%の違いと思われる人もいるかもしれない。

しかし、99%のフィルムは1%とはいえ紫外線を通すということであり、そのフィルムは日焼けをしてしまう可能性がある。いっぽうでダブルバリアフィルムは100%の紫外線カット性能をもつため、ほとんど完璧な日焼け対策が可能となる。わずか1%の違いとは言え、そこには99%と98%の違いとは全く異なる歴然とした差が存在しているのだ。

紫外線に反応するチェックシートを使用し、100%カットのダブルバリアフィルムと、メーカー従来品99%カットのフィルムの差を比較した。ダブルバリアフィルムは全く紫外線を通していないのが見て分かる

ダブルバリアフィルムはUV100%かつ業界最高峰のIRカット性能をもちながら高い透過率を実現

エルエフティー株式会社によると、UVカットとIRカットは実は相反するものであり、通常市販されているUV・IRカット機能を持ったウインドウフィルムは、UVカットとIRカットの機能を持った2枚のフィルムを重ね合わせて作られているものが多い。

そのため、貼り合わせるために使用する接着剤が経年劣化の原因となり、長期間使用しているとフィルム自体に痛みが発生し、みすぼらしい状態になってしまう。また、2枚のフィルムと接着剤が使われているため、透過率の面でも十分な数値を実現することが難しいという点もあった。

そのため、透過率70%以上が必要となるフロントドアウインドウなどには施工することができなかったのだが、ダブルバリアフィルムは実に4年の歳月をかけてこの性能を1枚のフィルムで実現することに成功したのだ。

軽自動車のサイドウインドウの性能を比較した。左が純正、右がダブルバリアフィルム施工後。可視光線透過率を車検基準の70%以上に保ちながら、UVカット、IRカット性能を向上させているのがわかる

その結果、UV100%カットかつ業界最高峰のIRカット性能を持ち合わせながら、透過率92%という最高値の透明度を誇り、合法的に運転席と助手席のサイドウィンドウに施工することができるウインドウフィルムということになる。いくら性能が高くても、運転席側のウインドウに施工できないのであれば、直接的な暑さや日焼け防止にはならないので、この点は非常に重要なポイントと言えるだろう。運転するドライバーはもちろんのこと、後席に座る同乗者にも快適な車内空間を提供するダブルバリアフィルムをぜひ体感して欲しい。

▼ダブルバリアフィルムを動画でもチェック!

次回は実際に施工できる場所や実体験を交えたインプレッションをご紹介する予定なので、ご期待いただきたい。

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