市川海老蔵が「24時間テレビ43」でスペシャル歌舞伎を披露!キンプリ岸優太も参加

市川海老蔵が、8月22~23日に放送される日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ43」(午後6:30〜翌午後8:54)に出演。日本全国に元気を届けるスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」を披露することが分かった。番組メインパーソナリティーを務めるKing & Princeの岸優太も参加する。

「今年の『24時間テレビ』というのは意味合いが違う」と語る海⽼蔵。この夏、コロナウイルス禍の影響で、全国各地で開催予定だったさまざまな祭りが相次いで中⽌となり、多くの⼈々が⼼を痛めている。そんな状況だからこそ、視聴者に熱いエールと感動を届けるべく、誰も⾒たことのないパフォーマンスをスペシャル歌舞伎として披露。岸も参加し、8⽉22⽇、東京・両国国技館での本番お披露⽬を⽬指す。

今回の演⽬は、歌舞伎⼗⼋番の内「景清」を基にしたパフォーマンス。「景清」は、平家の侍、悪七兵衛景清が鎌倉⽅に捕らえられ牢に⼊れられるものの、豪勇を奮って堅固な牢を破って⾶び出し、荒々しい⼤⽴ち回りを演じるという内容。演出・プロデュースの海⽼蔵は、「その『景清』の⼒強さが今の苦境を乗り越え⽇本に元気を与えられる」と感じて、この演⽬に決定したとコメント。岸は、難しい動きや⾒せ場のある新たに創作された登場⼈物を演じる。

海⽼蔵は「今年の夏は、⽇本中みんなが楽しみにしていたイベントやお祭りがなくなってしまいました。この企画をご覧になっていただいて、皆さんに少しでも笑えたり希望を持ってもらえれば。そして、市川團⼗郎家の家の芸として受け継がれているスピリット、魂のようなものを皆さまと共有し、勇気に変えていただく機会になれば、私たちにとってもよいことですし、今の⽇本にとってもいいなという思いで引き受けさせていただきました」と出演の理由と意気込みを語る。

岸は「(今回初挑戦する歌舞伎は)普段、やっているダンスとは全く違う体⼒的なキツさや、『本番⼀発勝負』という厳しい環境での挑戦ですが、⽣半可なものは皆さまにお⾒せできないので、見ていただく⽅に伝わる演技が出来るように頑張ります」と気合を入れて臨んでいる。

© 株式会社東京ニュース通信社