日産自動車(横浜市西区)は8月1日、最新の自動車テクノロジーを紹介する体験型施設「ニッサンパビリオン」を横浜・みなとみらい21(MM21)地区にオープンする。同社本社に近い約1万平方メートルに整備した施設で、10月23日までの期間限定で営業する。
建物は、半分が屋外空間で、最新の電気自動車(EV)や充電システムを展示。屋内施設には大型スクリーンが設けられ、シアターでは日産の技術を駆使し、仮想現実でテニスを楽しむことができたり、EVで世界の自動車レースを走る映像を見たりできる。
31日にはオープニングイベントが催され、横浜市の林文子市長や、黒岩祐治知事が開業を祝った。
日産の内田誠社長は「日産が描く未来のモビリティ社会を感じてワクワクしてもらいたい」とあいさつ。
林市長は「今日はとてもうれしい日。すてきなパビリオンで新型車がお披露目されることはそうそうないこと」とオープンを喜んだ。黒岩知事は「毎日、憂ゆう鬱うつになるようなニュースばかりだが久しぶりにワクワクするニュースだ。素晴らしい未来を、神奈川、横浜、そして日産と共に走って行きたい」と歓迎した。
営業時間は、午前11時(土日・祝日は午前10時)から午後7時まで。入場無料。