「会津大雨」...交通に影響 金山131ミリ、只見線など土砂流出

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 福島地方気象台によると、31日の県内は、上空に寒気を伴った気圧の谷が東北を通過した影響で会津を中心に大雨となり、各地で土砂流出などが相次いだ。

 午前3時の降り始めから午後4時までの総降水量は金山町が131ミリ、只見町が68ミリ、西会津町が59ミリなど。金山町は6時間降水量でも観測史上最多に並ぶ104.5ミリを記録した。

 JR東日本によると、只見線会津水沼―会津中川駅間で、路線の盛り土の一部が崩れるなどの被害が発生。運転再開の見通しは立っていないという。只見線は会津坂下―会津川口駅間の上下線で運転を見合わせ、会津若松―会津坂下駅間で折り返し運転している。1、2の両日運行が予定されていた「風っこ只見線夏休み号」は全区間で運休となる。

 磐越西線は、新潟県内で終日運転を見合わせた影響で、会津若松―野沢駅間で一部列車が運休、折り返し運転した。県内の磐越西線と只見線は上下線計31本に遅れや運休があり、約370人に影響した。

 金山町の国道252号では土砂が流出し、県は周辺の約6キロを一時通行止めとした。通行していた乗用車が土砂に乗り上げたが、運転手にけがはなかった。

 柳津町では町道脇の土砂が流出し、通行止めとなったほか、民家数軒で近くの斜面が崩れる被害があった。

 県によると、31日午後6時5分現在、金山、会津美里、柳津3町の約2515世帯に避難準備・高齢者等避難開始が発令され、金山町など4町が避難所を設けた。人的被害は確認されていない。