只見線で土砂被害 大雨、復旧に数日見込み 金山

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 県内に降った大雨の影響で三十一日、会津地方で土砂流出による被害が相次いだ。金山町ではJR只見線の会津水沼駅-会津中川駅間で線路下の盛り土が崩れ、周辺区間で運転見合わせが続いている。同町水沼の二五二号国道では、道路脇の沢付近から大量の土砂が入り込んで国道を覆い、一時全面通行止めとなった。

 JR東日本福島支店によると、同日午前九時五十分ごろ、巡回中の協力会社社員が只見線の盛り土が崩れ、レールが宙づり状態となっているのを発見した。会津宮下駅(三島町)-会津川口駅(金山町)間で運転を見合わせている。再開時期は未定だが、同支店は復旧に少なくとも数日かかるとみている。

 一、二の両日運行予定だった特別列車「風っこ只見線夏休み号」は運休とした。県は八、九両月の土日祝日に臨時列車「絶景、只見線トロッコ列車」を、福島民報社は八日、小学生がトロッコ列車に乗って只見線沿線を取材する「風っこジュニア記者」の活動を予定している。復旧状況などを見ながら開催の可否を決める。

 現場を訪れた金山町の星賢孝さん(71)は「突然のことで驚いた。運転見合わせによる影響が心配だ」と声を落とした。