長崎県内31日 高校教諭ら8人感染 県と長崎市、佐世保市 発表

 長崎県と長崎市、佐世保市はは31日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 諫早市在住は3人で県立長崎北陽台高の20代男性教諭、諫早市立上山小の20代男性教諭、50代男性会社員。佐世保市も3人で、1人は40代男性会社員、残る2人は30日に感染が確認された同市の40代無職女性の濃厚接触者で年齢、性別とも非公表。ほか大村市の20代男性会社員と長崎市の20歳未満の女性。県内の感染確認は計74人。
 長崎北陽台高は31日から3日まで休校し、生徒は自宅待機とした。男性教諭は7月27、28日に生徒計160人に授業を実施。マスクを着用し、教室は換気していたという。生徒が接触者などに当たるか調査中。上山小は夏休み期間で授業はなかった。
 池松誠二教育長は会見で「各学校が新しい生活様式のガイドラインに沿って感染防止策を講じている。感染が広がらないよう適切に対応したい」と述べ、風評被害が生じないよう冷静な対応を求めた。また、県は27日に感染が確認された浦川基継県議の接触者らについて、141人全員が陰性だったと発表した。

 


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