四球連発の乱戦をアストロズが制す 大谷は4打数無安打

【アストロズ9-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

アストロズは2回表にカイル・タッカーの2点タイムリー二塁打などで4点を先制。両軍投手陣がピリッとせず、その後は点の取り合いとなったが、一度もエンゼルスに追い付かれることはなく、9対6で逃げ切った。アストロズ2番手のブランドン・ビーラクが今季2勝目(0敗)、5番手のアンドレ・スクラブがメジャー初セーブを記録。エンゼルス先発のマット・アンドリースは2回途中4失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

エンゼルスは3回裏にアンソニー・レンドンのタイムリーで反撃を開始し、4点ビハインドで迎えた4回裏にはデービッド・フレッチャーのタイムリー二塁打とブライアン・グッドウィンの2号2ランで3得点。再びリードを広げられたあと、8回裏にはグッドウィンのタイムリー三塁打で2点差まで追い上げ、9回裏にも一死1・2塁のチャンスを作ったが、あと一歩及ばなかった。両軍合わせて与四球19の大乱戦。4時間21分という長丁場の一戦となった。

エンゼルスの大谷翔平は「4番・指名打者」で先発出場。1回裏一死1・2塁の第1打席は空振り三振、3回裏無死1・2塁の第2打席はファーストゴロといずれもチャンスを生かせず、第3打席でもアストロズ先発のランス・マカラーズJr.のナックルカーブにバットが空を切った。7回裏の第4打席は四球で出塁し、5点目のホームを踏んだが、8回裏一死1・3塁の第5打席、一発が出れば逆転の場面では痛恨のセカンドゴロ併殺打。4打数ノーヒットで今季の打率は.148となった。

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