7月は台風発生数ゼロ 8月はどうなる?

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毎年、日本列島に大きな被害をもたらす「台風」。
例年であれば、7月頃から台風発生数が増え、日本列島に接近する
ことが多くなります。ただ、今年はこれまでに台風が2つしか発生して
おらず、7月は1つも発生しませんでした。
7月に台風が発生しなかったのは、1951年の統計開始以来初めての
こととなりました。

今年の台風発生数が少なくなった原因として、インド洋~インドネシア
付近の海面水温が平年よりも高かったことが考えられます。
夏季にインド洋~インドネシア付近で海面水温が高かったことで、
太平洋高気圧は南西方向へ張り出しを強め、フィリピン付近では対流
活動が不活発となり、台風が発生しにくい状況になっていたとみられます。

きょうから8月に入りましたが、今後は台風が発生する可能性が高くなる
見込みで、現在フィリピンの東にある熱帯低気圧が24時間以内に
台風になると予想されています。
直近の1か月予報では、西・東日本を中心に高気圧に覆われやすい
状況となり、太平洋高気圧は次第に本州付近へ張り出しを強めると
予想されます。また、フィリピン付近の対流活動も活発となり、台風が
発生しやすくなりそうです。

8月の台風平年値をみると、ひと月で約6個の台風が発生し、
3~4個が日本列島に接近。そのうち約1個が日本列島に上陸しています。

※台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合を
「日本に上陸した台風」としており、小さい島や半島を横切って短時間で
再び海に出る場合は「通過」としています。

「台風」の接近時は、大雨や暴風、高潮などにより、大きな災害に
つながる恐れがあります。ハザードマップや避難所の確認、非常用袋の
確認などの備えを平常時に行っておき、台風接近時は気象情報や
避難情報などをこまめに確認するよう心掛けてください。