“第2のあいみょん”となるか…18歳の松竹芸能初シンガーソングライターが初CMソングに込めた思い

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松竹芸能初のシンガーソングライター、寺田もか

抗菌・抗ウイルスの商品で市民生活を陰で支える大阪の企業「株式会社ブレス」のCMソングに寺田もかの楽曲「走れ」が決定。20日からオンエアされ、YouTubeでも配信されいる。寺田はあの松竹芸能が初めてプロデュースしたシンガーソングライター。あいみょんを筆頭に勢いのある関西発の若手アーティストの中でも注目の1人だ。

今回のCMは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、抗菌・抗ウイルス対策商品「空気の王様」を手掛ける「株式会社ブレス」(大阪市中央区)の企業イメージを広く伝えようと企画したものだ。空気の王様とはAT254チタンコートによるコーティングとエアコン用AT254フィルターなどの室内環境対策商品である。

その作用としては抗菌・抗ウイルス効果や消臭・防カビ効果などがあり、室内空気の清浄と机やドアノブなど生活のあらゆる部分の衛生管理に貢献している。まさに「空気の王様」というわけだ。

withコロナの時代を迎え、ブレス側がCM製作に当たってメインコンセプトにしたのが「思い切り呼吸した時の気持ちいい表情を伝える」こと。楽曲面でも親しみやすく前向きなメッセージを伝えたかったという。

「走れ」を熱唱する寺田もか(MVより)
「走れ」を熱唱する寺田もか(MVより)

そこで白羽の矢が立ったのが18歳のシンガーソングライター・寺田もかだった。寺田は歌舞伎や映画などを製作する松竹が2018年に初めて開催した松竹ジャパングランプリ全国オーディションで、2500人の中からグランプリに輝いたシンガーソングライター。もちろん、CMテーマソングは初挑戦。それでも、すでに200曲以上に及ぶ楽曲を独自に製作しており、その中から今回の企画に最も適したイメージの楽曲を提供し、オリジナルの歌詞をつけて「走れ」として完成させた。

「走れ」のMV

寺田自身も少なからずコロナ禍の影響を受けた1人。今年4月の近畿大学では「サイバー入学式」を余儀なくされ、彼女は約8000人の入学生の代表として宣誓をつとめたいきさつがある。寺田は「今回、このような素敵な企画に参加することができて、とても嬉しく思います。感謝の気持ちでいっぱいです」と話し「この曲は、いま頑張っている人やこれから頑張る人の背中を押すような音楽になってほしいという思いを込めて作りました」とはにかんだ。

実際「走れ」のMVは「思い切り息を吸って吐く」「そのときの気持ちいい表情を伝える」をテーマにうたっているだけあって、見ていても清清しくなるような映像だ。そこへ、寺田もかの爽やかな声が流れ、全力で走り続けることの大切さを伝えるポップな曲となっている。

「走れ」を熱唱する寺田もか(MVより)
「走れ」を熱唱する寺田もか(MVより)

歌詞の一言一言にはいまを生きるすべての人々を応援する強いメッセージが込められているよう。もちろん、ブレスの西崎哲弘社長もゾッコンだ。

「寺田もかさんの声をはじめて聴いたときからわが社の企業イメージにぴったりの歌声だと直感した。提供いただいた『走れ』という楽曲も素晴らしく、思わず何度も口ずさんでしまう心地よさがある」とPRする。

インタビュー取材を受ける株式会社ブレス西崎哲弘社長

7月20日からオンエアされ、YouTubeでも配信されいる。関西のアーティストシーンにまた1人、イキのいい新人が現れた。

(まいどなニュース特約・山本 智行)