ひとり親世帯に2万円給付 熊本県、国の給付金に上乗せ

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 熊本県は7月31日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う県独自の生活支援金として、所得水準の低いひとり親世帯に対し1世帯当たり2万円を給付すると発表した。国の施策に上乗せする。

 県子ども家庭福祉課によると、県ひとり親家庭福祉協議会が5月に実施したアンケートで、8割の世帯がコロナ禍で生活が苦しくなったと回答。さらに一歩踏み込んだ支援が必要と判断した。

 国は、児童扶養手当の受給世帯や、同手当の受給水準を下回る障害者年金などの受給世帯、新型コロナの影響で収入が減少した世帯にそれぞれ5万円を支給。県はこれらの世帯に2万円を追加給付する。

 対象を2万2310世帯と見込み、4日の臨時県議会に提出する2020年度一般会計補正予算案に事業費5億2400万円を計上。財源は国の地方創生臨時交付金を充てる。

 国、県いずれの給付金も、児童扶養手当の受給者以外は市町村への申請が必要で、9月中の申請受け付けと支給開始を目指す。(中尾有希)