ワシントンホテルと藤田観光、両社の宿泊予約サイトを相互利用

ワシントンホテルと藤田観光は、それぞれの宿泊予約サイトを相互利用する。

8月1日から、藤田観光の22軒のホテルがワシントンホテルの「宿泊ネット」に加盟し、予約やポイントの獲得ができるようにする。来年には、藤田観光の宿泊予約サイトでも、ワシントンホテルの施設の予約に対応する。

「宿泊ネット」の会員数は約24万人で、年間61万室の利用のうち、約4分の1が「宿泊ネット」経由で販売されている。利用客には宿泊料金の7%を付与しており、宿泊料金への充当や現金でのキャッシュバック、Amazonギフト券、PayPayギフトカードに交換できる。リピーター率は62%で、会員は安定顧客となっているという。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴うホテルの利用需要減少や競争が激化していることから、販売の強化を目的として実施するもの。それぞれの会員の相互利用を進め、利便性を向上させるとしている。両社は「ワシントンホテル」の商標を共同で出願・所有している。

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