ミケル・アルテタ新体制の元で再出発したものの、今季はヨーロッパリーグ出場権も獲得できなかったアーセナル。
今夏は新しい監督の下で行なわれる初めての夏のマーケットであり、大きな動きがあるのではないかと言われている。
その中で、チームを離れることになるのは誰か?各メディアの報道をまとめて「アーセナルを今夏退団するかもしれない選手たち」をお送りする。
ルーカス・トレイラ
噂があるクラブ:ミラン
それほど退団の可能性は高いと言えないが、それでも噂が流れているトレイラ。今季は怪我の影響もあって苦しんでしまい、終盤にようやく回復するというシーズンになった。
代理人のパブロ・ベンタンクールは5月に「アーセナルと話をしなければならない。選手はイタリアに戻りたがっている」と語っており、ACミランからの関心があると伝えられている。
エクトル・ベジェリン
噂があるクラブ:インテル、ミラン、ユヴェントス、セビージャ、PSG、ユヴェントス
マテュー・ドゥビュシからポジションを奪取して以来、アーセナルの右サイドバックとしてずっとレギュラーを確保してきたベジェリンであるが、このところ退団の噂がある。
この推測のほとんどはセドリック・ソアレスを獲得したことによるものではないかと思われるが、実際にインテル、ミラン、セビージャ、ユヴェントスらがベジェリンを追いかけているという。
マッテオ・グエンドゥージ
噂があるクラブ:バルセロナ、インテル、アトレティコ・マドリー、レアル・マドリー、レスター
ベジェリンやトレイラよりも退団の可能性は遥かに高いだろう。ブライトン戦でその精神的な激しさを見せた彼は、アルテタ監督の謝罪要求も無視し、チームを敵に回したと伝えられている。
論争の的にはなったものの彼の才能は間違いない。バルセロナやインテル、アトレティコ・マドリーなどが獲得を考えているという。
アレクサンドル・ラカゼット
噂があるクラブ:アトレティコ・マドリー、ユヴェントス
ラカゼットがこれまでアーセナルに多くの貢献をしたプレーヤーであることは間違いない。今季は26試合で8ゴール3アシストと数字に恵まれていないが、それはストライカーとして絶対的な立場ではないからだ。
そして、そのラカゼットを獲得しようとしているのがアトレティコ・マドリーだという。トマ・レマールとのトレードという形での取引になるのでは…という噂である。
ピエール=エメリク・オーバメヤング
噂があるクラブ:バルセロナ、インテル
エースとして活躍を続けているオーバメヤングであるが、アーセナルとの契約は2021年の夏までとなっている。その延長に向けた交渉は停滞しているという。
もし条件面でうまく合意に至らなければ、アーセナルは今夏か1月に売却しなければフリーで退団されてしまう。またバルセロナやインテルなどが獲得に向かっていると伝えられており、いろいろな噂がある。ただ、ラカゼットと一緒に退団する可能性は低いだろう。
メスト・エジル
噂があるクラブ:フェネルバフチェ、イスタンブールBB
この数年で一気にチーム内での立場が悪化してしまった。世界屈指のチャンスメイカーであることは間違いないが、アーセナルではかなり高額な給与を受け取りながらも出場機会が少ない…という難しい存在に。
彼がルーツをもっているトルコのクラブが熱心に誘っていると伝えられているが、問題はエジル自身がこのご時勢に週35万ポンド(およそ4700万円)もの給与を諦められるかどうかにかかっている。
フォラリン・バログン
噂があるクラブ:ミラン、 サウサンプトン
アーセナルのリザーブで大活躍しているストライカーのバログン。ティエリ・アンリやピエール=エメリク・オーバメヤングらの再来だと言われるようなスピードスターだ。
彼は2021年まで契約を残しているものの、すでにアーセナルから離れることを決断。クラブから提示された延長のオファーを蹴ったと伝えられている。
ソクラティス・パパスタソプーロス
噂があるクラブ:シュトゥットガルト
『Express』によれば、アーセナルはDFソクラティスを放出して補強のための資金を調達したいと考えているとのこと。そして、彼に関心を持っているのはドイツの名門シュトゥットガルトだとか。
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ただ、メディアのレポートでは「ソクラティス自身がアーセナルからの退団を嫌がっている」とのこと。このところはパフォーマンスも上がってきているため、相当いいオファーが来なければ売られないのではないだろうか。