復帰戦のヒュルケンベルグ、Q3進出まで0.065秒「8カ月ぶりにしては悪くない」レーシングポイント【F1第4戦予選】

 2020年F1イギリスGPの土曜予選で、新型コロナ感染症により欠場したレーシングポイントのセルジオ・ペレスの代役を務めるニコ・ヒュルケンベルグは13番手だった。

 ヒュルケンベルグのタイムは1分26秒566。Q2で10番手だったチームメイトのランス・ストロールとの差は0.065秒だった。

2020年F1第4戦イギリスGP ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)

■BWTレーシングポイントF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=13番手
 Q3まであと一歩だったね。今週末、いきなり参加したにしては悪くないと思うよ。8カ月F1から離れていて、今までとは全く違う環境に飛び込むのは大きなチャレンジだ。今まで一度も乗ったことがないF1マシンに乗って、すぐにいいパフォーマンスを見せるというのは大変なことだよ。

 シルバーストンが高速であるということと、一日を通してコンディションがころころ変わることに苦労させられた。そういうわけで今日はちょっと混乱したし、完璧なラップを決めるのが簡単ではなく、特にセクター1にてこずった。Q2でソフトタイヤとミディアムを使い、リズムを維持するのも大変だった。それでも戦略をほぼうまくやることができたから、チームと僕は連携していい仕事ができているということだよね。

 ようやくこのマシンのことを理解し始めている。だから今の目標は学習し続けて、早く適応することだ。今夜課題をこなして、明日大量のポイントを獲得したい。

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