新型コロナ拡大もMLBコミッショナーは完遂に自信 PO進出は「勝率で解決できる」

MLBコミッショナーのマンフレッド氏【写真:AP】

8月からはダブルヘッダーを7イニング制で行うことを選手会とすでに合意

MLB機構のロブ・マンフレッドコミッショナーが新型コロナウイルスの陽性者が選手、関係者に広がる中、ポストシーズンまでの“完遂”に自信を持っているとAP通信が報じている。

現在、マーリンズで20人をはじめ、カージナルスでは2選手が陽性反応を示し、7月31日から8月2日のブルワーズ戦が延期。フィリーズでも複数の陽性が判明しており、ヤンキース戦4試合(7月27日~7月30日)、ブルージェイズ戦2試合(8月1日~8月2日)、マーリンズ戦3試合(8月4日~8月6日)などが延期。このままでは予定されている60試合を消化できないチームが出てくる可能性があるが、その場合は勝率によって、プレーオフに進出するチームを決めることになると言及している。

マンフレッド・コミッショナーは「私たちは柔軟でなければならない」とし、「あるチームは60試合プレーして、あるチームは58試合プレーする、というようなことがあっても、この勝率と呼ばれる新しいものがある。私たちはこの問題を解決できる」と大きな問題にはならないと強調している。

また、新たなルール変更で、今シーズンの残りのダブルヘッダーは全てそれぞれ7イニング制の試合になることで選手会と合意している。秋山翔吾外野手の所属するレッズとタイガース戦が2日(日本時間3日)に初めてこの形式で実施されることになる。(Full-Count編集部=AP)

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