V長崎 東京Vと0-0 無得点も無敗はキープ

【V長崎-東京V】前半19分、V長崎の二見(中央)がCKから飛び込みゴールを狙う=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2第9節第2日(2日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=9試合)V・ファーレン長崎は東京Vと0-0で引き分けた。通算成績は7勝2分け(勝ち点23)。開幕から9戦無敗で首位をキープした。徳島が山形に1-0で競り勝ち、勝ち点16で3位に浮上した。
 V長崎は前半11分、秋野のクロスに富樫が頭で合わせたが、枠を捉えきれなかった。18分に名倉がペナルティーエリア内から放ったシュートも、東京VのGKマテウスに触られてポストに嫌われた。

 2位大宮と3位福岡の上位対決は、福岡の選手1人に新型コロナウイルス感染の疑いがあるため、急きょ中止となった。試合開始直前の判断に、村井満チェアマンは「観戦される多くの皆さまは既に到着されていた。ご迷惑をお掛けし、Jリーグを代表しておわびします」と謝罪した。リーグが実施している定期的なPCR検査で7月31日に検体を採取。陽性の可能性が非常に高いと判定された。代替日は決まっていない。
 第10節は8、9日、各地で11試合を実施。V長崎は8日午後7時から、徳島県鳴門市の鳴門ポカリスエットスタジアムで徳島と対戦する。

【V長崎-東京V】後半21分、V長崎の澤田(中央)が自陣でボールを受けてドリブルで攻め上がる=トラスタ

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