【香港】恒隆地産の1~6月、25億ドルの赤字[建設]

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香港の不動産大手、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)が7月30日発表した2020年1~6月期決算は、純損益が25億3,700万HKドル(約350億円)の赤字だった。前年同期は35億1,600万HKドルの黒字。投資不動産の評価額の変動を除いた実質利益は前年同期比10.8%減の19億8,900万HKドルだった。

売上高は0.5%減の41億8,400万HKドル。同期に不動産販売の計上がなく、全て不動産賃貸事業からの売り上げだった。

香港の不動産賃貸部門の売上高は5.3%減の19億700万HKドルで、内訳は店舗が5.4%減、オフィスが3.1%減、住宅・サービスアパートメントが13.7%減。店舗では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅客数減少の影響を最も受けた香港島・銅鑼湾(コーズウェーベイ)エリアで13%減収となった。

中国本土の不動産賃貸部門は香港ドル換算では4.0%増収。人民元ベースでは9.0%増えた。

同社は今後について、香港では完成済み新築住宅の販売に専念すると同時に、非中核資産の売却の機会を探ると説明。7~12月期の業績は、本土の小売関連商業施設事業の売り上げがどこまで回復するかにかかっているとの見方を示した。