気象庁は、岐阜県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
岐阜県
垂井町付近 約120ミリ(午前3時40分)
本巣市南部付近 約100ミリ(午前4時50分)
岐阜県内では上空の気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、局地的に発達した雨雲がかかっている。きょう3日(月)明け方にかけて、美濃地方では、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となる見込みで、低い土地の浸水や河川の増水に警戒が必要だ。
■記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる