核廃絶願いアピール文 長崎とハワイの高校生 オンライン交流最終回

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スライドに映るハワイの高校生と一緒に、平和を願いピースサインをする長崎の高校生ら=長崎市大黒町、長崎自治労会館

 来年3月、米ハワイに派遣予定の長崎の高校生平和大使と、「平和部」があるハワイのイオラニ高校の生徒計6人によるオンライン学習交流会「ホオポノポノ・プロジェクト」の最終回が2日あり、核廃絶を願い国連などに送る平和アピール文を発表した。
 新型コロナウイルスの影響で直接の交流が制限される中、2018年に初代ハワイ派遣高校生平和大使を務めた安野伊万里さん(20)=同志社大3年=が企画し、進行役を務めた。
 7月から計3日間実施。原爆と真珠湾攻撃の歴史などを紹介し合い、核を巡る世界情勢を学び、被爆者の下平作江さん(85)の講話を聞いた。アピール文には「核兵器は二度と使われてはならない」「平和をもたらすのは戦争ではなく、人々の対話と許し合い」との記述を盛り込んだ。
 最後に「被爆者が身体的だけでなく、精神的な痛みもずっと抱えていると知った」(ハワイ側)、「日本は被爆国なのに核の傘の国ということに矛盾を感じた」(長崎側)など、感想を伝え合った。修了式もあり、安野さんが参加者に修了証を贈呈した。