大島メロン「ミラノ」 出荷始まる 大島造船農産グループ

出荷前の大島メロン「ミラノ」=西海市、大島トマト農園

 大島造船所農産グループ(西海市大島町)は「大島メロン」の品種ミラノを3日から出荷する。今月中旬まで約4千個を見込む。
 同造船所は1988年から高糖度のトマトを栽培し「大島トマト」のブランド名で出荷している。トマトは6月から10月まで裏作期に当たるため、ハウスの有効活用策として昨年からメロンを本格生産している。
 7月にはさわやかな香りが特徴の品種ユウカを出荷。8月3日からのミラノは皮の表面に編み目が入り糖度は15度前後。県内の直売所などで販売する。直営の大島トマト農園では1個千円から。
 出荷販売担当の納田琢さん(37)は「長雨と日照不足により糖度の上がりが遅れ気味で出荷を遅らせた。ミラノは見た目と味がよく、お盆の贈答品としてもお薦め」と話した。問い合わせは大島トマト農園(電0959.34.5191)。

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