お盆は猛暑 東北から沖縄まで 広範囲に高温に関する情報

13日(木)までの予想最高気温

 きょう3日は西日本や北陸の一部で気温が35℃前後まで上がり、大分県日田市は3日連続の猛暑日となっている(午後2時半現在)。あす4日(火)の予想最高気温は、大分県日田市で37℃、熊本県人吉市で36℃など、暑さが一段と厳しくなりそうだ。

 向こう2週間も暖かい空気に覆われる地域が多く、東北や東・西日本、沖縄・奄美では、気温が平年並みか平年より高い状態が続く見通し。特に、太平洋高気圧の勢力がより強まる、8月9日(日)~10日(祝・月)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。

3日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 このため気象庁は、北海道を除く各地に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。急な気温上昇のさいは、特に熱中症にかかりやすくなる。体調に配慮しつつ、気温上昇の前に汗をかく機会を増やすなど暑さに慣れる取り組みを行い、屋外での活動等では飲料水を十分に確保したり、日陰を利用するなど事前の熱中症対策を進めるよう心がけたい。マスクで熱がこもりやすい条件の中、三連休やお盆期間と重なることもあり、体調管理には一層の注意が必要となる。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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