JAソーラーがマレーシア初の両面二重ガラス+追尾装置プロジェクトにモジュールを供給

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【北京2020年8月3日PR Newswire=共同通信JBN】JAソーラー(JA Solar)はこのほど、両面二重ガラスモジュールと追尾装置を組み合わせたマレーシア初の太陽光発電プロジェクトに43.8MWの両面二重ガラスモジュールを供給したと発表した。同プロジェクトは、稼働すれば年間7400万kWhの電力を生み出す予定である。

ドイツのデベロッパーEPC Greencells Groupとその現地パートナーMajuliaの合弁事業Halpro Engineeringが投資する同プロジェクトは、マレーシアの第2弾大規模太陽光発電(LSS)計画の一環である。高効率の両面セル技術と頑丈な二重ガラス構造を組み合わせた両面二重ガラスモジュールは、裏面にも前面の70%以上の電力定格の発電能力がある。同モジュールは、厳しい状況(砂漠、海辺など)や過酷な気象条件(高温、多湿など)でも、発電能力、低照射性能、電位誘発劣化(PID)耐性を強化することで投資収益率を効果的に改善できる。高効率モジュールと追尾装置を組み合わせた同プロジェクトは、より高いエネルギー収量とより多くの投資リターンをもたらすと期待されている。

JAソーラーのJin Baofang取締役会長兼最高経営責任者(CEO)は「2015年にマレーシアに製造拠点を設立し、地元市場でいくつかの大規模プロジェクトにモジュールを供給してきたJAソーラーは、地元顧客の均等化発電原価(LCOE)引き下げと顧客還元率の向上に役立つ新技術を普及させることで存在感を高めてきた。JAソーラーは今後も、マレーシアおよびその他全ての東南アジア諸国における太陽光発電市場の発展を促すため、先端技術の採用を推進していく」と語った。

ソース:JA Solar Technology Co., Ltd