九州の死者76人、不明3人 新型コロナ復旧阻む

九州を中心に甚大な被害をもたらした豪雨は、熊本、鹿児島両県に大雨特別警報が出てから4日で1カ月。全国で計82人が亡くなった。九州5県では関連死を含め計76人、行方不明は3人。住宅被害は総務省消防庁のまとめで34府県の1万7千棟超に上る。新型コロナウイルス感染への警戒や記録的な長雨が生活再建に向けた復旧作業を阻んだ一方、被災地では学校再開の動きも。山形県では、最上川氾濫から1週間となった。

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