三陸地域の団体・個人からなる「三陸花火競技大会実行委員会」は、10月31日に「三陸花火大会」を開催することを決定した。三陸の観光振興・交流人口拡大を目的に、2021年から「三陸花火競技大会」の毎年開催を目指し、そのプレイベントとして開催する。
コロナウイルス感染拡大が長期化する中、新しい生活様式の時代に対応したOMO*型の花火大会となる。会場に足を運ばなくても楽しめるよう、高画質のマルチアングルLIVE配信を実施。マルチアングルとは、複数カメラで様々な方向から撮影し、視聴者が自由にカメラを切り替えることで、様々な方向からの映像を楽しむことが出来る技術。花火大会でマルチアングルLIVE配信を行うのは、世界初だという。
メイン会場には、今年6月にオープンした高田松原運動公園（岩手県陸前高田市）内にある「楽天イーグルス 奇跡の一本松球場」を使用。アーティストのライブや伝統芸能のパフォーマンス、飲食などの様々なブースも楽しめる。コロナウイルス対策に配慮し、ソーシャルディスタンスが取れる有料観客席、車に乗車したままでも花火や食事を楽しめるエリアを用意。新しい生活様式の時代に対応したイベントを目指す。
*OMO(Online Merges with Offline)…オンラインとオフラインのチャネルを融合し、よりより顧客体験を提供していこうとする考え方。
《大会概要》
大会名；三陸花火大会（SANRIKU fireworks festival）
開催日時：10月31日（土）※雨天順延 11月1日（日）
開催場所：岩手県陸前高田市
打ち上げ時間：19:00〜20:00
打ち上げ数：約10,000発(予定)
