シーサイドライナー「キハ66、67」 4両編成のラストラン

シーサイドライナーとして県内を走ってきたキハ66形とキハ67形(JR九州長崎支社提供)

 快速列車「シーサイドライナー」の愛称で長崎県内を走るJRの車両「キハ66」形と「キハ67」形が随時引退している。JR九州長崎支社は5日、うち連結した4両編成のラストランに合わせて記念イベントを実施する。
 キハ66とキハ67は国鉄時代の1975年に運用開始。2001年に長崎地区に配属された。多くは青い外装(ドアは赤)で、長崎-佐世保を結んでいる。28両あったうち8両が今年3月に退役した。今回の4両が退いた後、残る16両の運用期間は未定。3月に営業運転を始めた省エネ新型車両YC1系と入れ替えていく。
 4両のラストランは午後8時53分に佐世保を出発、同9時6分に早岐へ到着する。製造や保守に携わった社員が感謝をしたためたポスターを車内に掲示。同支社公式ユーチューブチャンネルで当日の様子を動画配信する。乗客にはオリジナルポストカードを配る。


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