黒木ナルトのプレイリスト~歌手人生に影響を与えた10曲~

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“うたびと”達が、様々なテーマに沿ってジャンルレスに選曲して、その選曲理由や楽曲にまつわるエピソードを通じて、“うたびと”としてのルーツに迫る連載企画。

今回は、『太陽のスマイル〜ナルトの燦々サンバ〜』で4月8日にデビューしたばかりの黒木ナルトが、「歌手人生に影響を与えた10曲」というテーマで選曲。サンバの国ブラジルからやってきた彼の、歌手人生に影響を与えた楽曲とは。


選曲理由

1.藤山一郎『長崎の鐘』

大きな夢と希望を抱いて、20歳でブラジルへ渡った僕のおじいちゃんの、青春時代の1曲です。おじいちゃんは「この曲があったから辛くても耐えられた」と、いつも話していました。僕も日本に来ていろいろなことがあったけれど、この曲を聴くと「まだまだ頑張らなくちゃ!」と決意を新たにします。僕とおじいちゃんの希望の歌です。

2. 森進一『ひとすじの白い道』

ブラジルではとても人気のある曲です。カラオケ大会やイベントで歌っていましたが、その頃は日本語が全くわからなかったので、歌詞の意味を知らずに歌っていました。日本に来たら、森進一さんの曲の中ではあまり知られていなくて驚きましたね。日本語の勉強を始めて、歌詞の意味が分かったときの感動は忘れられません。僕の前向きな気持ちにぴったりの曲です。

3.三橋美智也『達者でナ』(※Spotify内に楽曲無し)

少し日本語が理解できるようになった頃、老人ホームで歌う機会をいただきました。日本での初ステージでしたが、うまく日本語が話せなくて。でもこの曲を歌ったら、みなさん泣いてくれたんです。こんなに言葉が通じないのに、音楽で人と繋がることができたことに感動しました。来日した最初の1年は辛くて、歌手になる夢を忘れそうになった瞬間もありました。みなさんの涙が「僕のミッションは歌手」と再認識させてくれたんです。この歌は一生大切にしていきたいです。

4. 鳥羽一郎『北の鴎唄』(※Spotify内に楽曲無し)

ブラジルにいたとき、YouTubeで鳥羽一郎さんがこの曲を歌う映像を見て「カッコいい!」と思いました。鳥羽さんの歌う姿がカッコよすぎて大好きになった曲です。ブラジルはカラオケボックスもカラオケの機械もなくて、この曲を歌うことができませんでしたが、日本に来てカラオケで歌ってみたら、やっぱりカッコいい。鳥羽さんみたいに歌えるようになりたいと思って、いつもこの曲を練習しています。

5. エルヴィス・プレスリー『Can’t Help Falling in Love』

初めてエルヴィスの歌を聞いたときに、力強く甘い歌声に感銘を受けました。フランク・シナトラやビートルズなど、英語の歌をたくさん勉強するきっかけとなった曲です。エルヴィスの歌の世界、大人の世界に憧れますね。

6. 椎名林檎『丸の内サディスティック』

椎名林檎さんは日本に来て初めて知りました。個性的な歌い方、リズムの取り方がすごくカッコよくて、独特な世界観も印象的です。この曲は僕のスマホのプレイリストに入っていて、筋トレやランニングのお供にいつも聞いています。この曲を聞くとモチベーションが上がって、身体能力がアップするような気がしています(笑)。

7. 徳永英明『レイニーブルー』

NHK『うたコン』の公開収録を見学する機会があり、ゲストのひとりが徳永英明さんでした。徳永さんがステージに登場すると、会場の空気が変わったんです。オーラがあってすごい人だなと感じました。そのとき聞いたのが『レイニーブルー』。徳永さんの独特な声が素敵で、この曲も大好きになりました。自分でも歌いたくて練習しています。

8. BEGIN『島人ぬ宝』

おばあちゃんに教えてもらった曲で、ブラジルにいたときに一番練習した曲のひとつです。小さい頃からカラオケ大会やイベントで歌っていて、おばあちゃんとの思い出もたくさんあります。曲の間の掛け声が好きで、お客さんと一体になれる瞬間がすごく気持ちいいです。いつかBEGINさんとコラボできたらいいなと思っています。

9. FIELD OF VIEW『DAN DAN 心魅かれてく』(※Spotify内に楽曲無し)

世界的な大人気アニメ『ドラゴンボールGT』のオープニング曲です。ブラジルでも知らない人がいないくらいの国民的アニメで、この曲もみんなが知っています。僕はポルトガル語バージョンしか知らなくて、日本に来て日本語の歌詞の内容を初めて知りました。日本語バージョンも歌えますが、ポルトガル語の方が上手に歌えるかもしれないですね。

10.てにをは『ヴィラン』

最近覚えた若者に人気の曲です。僕はSNSで、DISH//、back number、髭男など、今どきの曲を歌った映像を上げていますが、この『ヴィラン』は特に評判がよくて、この曲がきっかけで初めてナルトを知った方からもコメントをいただきました。クールな感じの曲なので、黒木ナルトのもうひとつの世界観が表現できる1曲です。ちなみに「てにをは」という方の曲ですが、僕は日本語の「てにをは」がまだ苦手で、たまに間違ったりします(笑)。