カブトムシに大はしゃぎ 東彼杵 ふるさと交流センターが贈る

プレゼントされたカブトムシを触る児童=東彼杵町

 東彼東彼杵町の観光振興などに取り組む町ふるさと交流センターは1日、同町彼杵宿郷の学童保育「にこにこはうす」の子どもたちにカブトムシ30匹をプレゼントした。
 同センターは昨年度、昆虫採集や飼育方法を学ぶキャンプを企画。採集したカブトムシの卵を、次回に向けて育てていた。本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベントが計画できなくなり、成長したカブトムシを学童保育に贈ることにした。
 ケージに入ったカブトムシが届くと子どもたちは大はしゃぎ。手の上に乗せたり、餌を食べる様子を眺めたりして興味津々だった。町立彼杵小2年の綾部翔太君(7)は「おしっこ掛けられちゃった」と笑っていた。
 同センターの飯塚将次さんは「夏と言えばカブトムシ。今年は子どもたちも出掛ける機会が少ないかもしれないので、夏の思い出にしてほしい」と目を細めた。

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