中国・ASEAN貿易は堅調、多国間貿易の活力示す

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中国・ASEAN貿易は堅調、多国間貿易の活力示す

中国(広西)自由貿易試験区欽州港エリアのコンテナ埠頭。(2019年11月23日、小型無人機から撮影、南寧=新華社記者/曹禕銘)

 【新華社南寧8月4日】中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の輸出入総額は上半期(1~6月)、前年同期比5.6%増の2兆900億元(1元=約15円)となり、ASEANが中国最大の貿易パートナーとなった。新型コロナウイルスは一定の影響をもたらしているが、中国とASEANの貿易は相変わらず活発だ。

 中国のASEANへの玄関口である広西チワン族自治区北部港湾はすでに対外貿易航路27本を開通しており、ASEAN主要港湾をカバーしている。

 1~6月、北部港湾の貨物取扱量は前年同期比15.6%増の1億2652万トン、コンテナ取扱量は28.5%増の228万400TEU(20フィートコンテナ換算)だった。西部陸海新ルートの定期列車運行本数は66.0%増の1691本、海上・鉄道複合一貫輸送は68.0%増の8万4800TEUだった。

 10年1月1日、世界で人口が最も多く、発展途上国間の最大自由貿易区として中国・ASEAN自由貿易区が正式に成立した。ここ10年で、モノ、サービス貿易は大幅に増え、産業チェーン、バリューチェーンは深く融合し、約19億人に大きな利益をもたらし、世界経済に強大な推進力を注ぎ込み、地域経済一体化の模範となった。

 中国商務部のデータによると、中国・ASEAN自由貿易区の枠組みでは7千種の製品関税が取り消され、90%以上の商品がゼロ関税を実現。双方の貿易額は02年の自由貿易区建設始動時の548億ドル(1ドル=約106円)から19年には6千億ドルを突破している。

 7月31日、中国の全地球衛星測位システム「北斗3号」が正式運用を開始し、ASEANは中国が「北斗」衛星による測位・位置サービス分野で国際協力を行う重要な地域となった。中国・ASEAN北斗科技シティー、中国・ASEAN衛星航法国際協力連盟、中国・ASEAN北斗スマート産業パークなどの協力プロジェクトと機関が相次いで実施に移されている。